久しぶりの田舎
またタイからトモダチが来た。
二ヶ月前にあそびに来たのに、また、きたのだ。
「また来るわ」と言い残し去っていった前回、まぁ来ないだろうとおもいきや、金銭面に一抹の不安を残しながらも、オイルサーチャージの値上げにも負けず、大枚をはたいてバングラデシュにくるのだから相当すきなんだろう。
自分もはじめの三ヶ月はバングラデシュ大嫌いだったけど、今となっては第二の故郷といえるぐらい好きだ。たぶんこれからも大好きなんだろうと思う。
はまる人ははまるバングラ、はじめは嫌いだったベンガル料理も、今となっては朝ご飯のポロタとダールバジがなければ一日がはじまらない。同じく大嫌いだったベンガル人も、最近は大好きだ。悪人はいるけど、だいたいみんなすれてなくて、直接的、そしてちょっと恥ずかしがったり、ちょっとせこかったり。そんなところが心をくすぐる。
バングラデシュに行く事が決まったときは あまり気分がよくなかったけど「住めば都」。そのコトバを地でいく好きぶりだ(ダメダメなところが圧倒的におおいところはおいといて)。
トモダチがおいしそうに朝ご飯のダールバジ+ポロタ+ディムのセットを食べ、ため息とともにおちゃをのみ、満面の笑みでカレーを食べてる姿を見ると、愛すべきバングラデシュもなかなかやるなーと思わせられる。
今度は田舎に行きたいとのリクエストで、カリアコイル在住の協力隊のおうちに行ってきた。喧噪、汚染、人人人のダッカから約二時間の田舎は牛、ヤギ、ヒツジ、緑、池、川。
時間がゆっくり流れ、人がおだやか。やっぱり田舎はいい!こうやってゆっくり暮らせたらいいだろうなぁ。
田舎の道を二時間かけてゆっくり散歩をしておちゃをのみ、カレーを作って食べたあとは、I氏の軽快なトークで夜は更ける。
来た頃は、水も濁ってるし、ただ草と木が雑然と生えている田園風景を「キレイだ!」と口々にいう学生たちに、軽く白い目をむけて”どこがきれいやねん” ただの田舎の風景やんか!日本の山とか海に行けば本当の「キレイ」がみれるのに、この子たちはホントにダメだな。ぐらいおもってたが、今回の旅行でびっくりしたのは自分がバングラデシュの田舎の風景を目にして、しぜんと「あーきれいやなぁ」とつぶやいてることだ。水は濁ってるけど、ただの田舎の風景だけど、キレイにみえてくるんですなぁこれが。


