neji

生存報告

6.20.2007

Rajshahi 旅行


かくれてみた
Originally uploaded by azkin
インドの近くにあるラッシャヒへの旅。
この旅行はおもてなされた旅だった。

いきなり予定も立てずに押しかけたのに、これでもか!といわんばかりに現地のJOCV隊員とKOICA(韓国の協力隊)の隊員におもてなしをしてもらい、楽しいひとときを過ごすことができた。

現地の隊員ナカマの方は仕事が忙しいにもかかわらず、おいしいご飯を作ってくれたり、ここぞというときにお茶作ってくれたり、身の回りの世話なんて全部やってくれた気がする。
私といえばソファーに座ってただくっちゃべってただけだ。

そして、KOICA隊員。
ラッシャヒの動物園や近くにあるヒンディーの遺跡などを回るためにガイドをかってでてくれ、一日中私のわがままにつきあってくれた上、その夜はおいしいおいしいコリアン料理でおもてなし。クーラーの効いたでっかい家でこれまたソファーに座ってるだけ。

あー、これがおもてなしっていうのね。勉強になった。

二日間、死ぬほど今が季節の季節のマンゴーを食べてダッカに帰還。
いろいろとお腹いっぱいの旅だった。

ラベル:

6.14.2007

心に残ったコトバふたつ

其の壱
「これからみつける新しい発見を大切に」

2年間の任期を終えて帰っていったシニア隊員の方が最後に送ってくれたメール。
バカなこともやってるけど、奥が深そうだった兄さんみたいな人。そんなに近くにいなくて、あんまり話をする機会はなかったけど、毎週サッカーをするときや、集まりがあるときに何度か話をさせてもらい、人間的に魅力を感じていた。
その人はなんというか、自分にはわからないことを知っていて、何か得体の知れない、自分ではわかることのできない雰囲気をだしていた。よくわからないけどとにかく、いろいろ経験して、いろいろ知ってそうな人だった。
これから見つける新しい発見をたいせつに」
バングラデシュにいることは自分の人生にとってプラスなの?なんて考えてたけど、最近、この経験とこれから自分で作っていく2年間は(もししっかりやれたら)プラスなんだろうな、と思えるようになってきた。
そういえばStive Jobsもいってた。
you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
Jobs speech in Stanford Univ

未来になってから過去のことをふりかえれる。今やってることが役に立つ、役に立たないなんてかんがえられないんだ。
どんな発見が待ってるんだろうか?
いい発見があったらいいけど、とりあえず、そこそこの発見をして帰りたい。
人生棒に振るような変な発見だけはしませんように。

其の弐
「それを変えるのが君の仕事でしょ」

ダッカ大学の日本語コースで毎日日本語を教える毎日。でも感じるこのむなしさはなに!?
クラスで学生と話をしているときはそこそこ楽しいし、学生の学びの場に参加させてもらってることも自分のやりたいことのひとつだ。でも毎日一人でオフィスにいるとき感じるこのむなしさ。
たぶんそれは「同僚との考えの違いと彼らのやる気のなさ(自分から見たらやる気がなくみえる)。」
同僚の教授、助教授様たちは、自分の研究と昇進のことで頭がいっぱいで、授業のことや学生のことは頭から抜けちゃっていることが多い。10ヶ月~4年も日本語を教えるための研修に行った先生たちなのに、そこで得た知識はどこに行っちゃってるの!? 毎日授業準備もせずにいすに座って本を読んでいるだけで、自慢話をしていたら学生達が文句を言って授業に来なくなるのはあたりまえだ。私は彼らの授業を何回も見ているのに、彼らは一回として授業を見に来てくれない。
で、自分がこのままこのペースで2年間仕事をするなら”2年間学生に日本語を教えました。”で終わってしまう。それはヤダ。
ここのコースをよく(主観的に)するためには、先生達がかわらないと絶対変わらない。でもこれってかわるんだろうか…。 こんなへっぽこな自分でなにができるのか?なにもできないよ…。あ、もしかして2年間かわらないんじゃないかこれ…?

という疑問を最近持ち始めたときいただいたこの言葉。

「それを変えるのが君の仕事でしょ。」(元バングラ隊員の方)

BLUE
Originally uploaded by azkin


そうです。そうなんですよ。これをかえるのが仕事だったんですよね。日本語教えて終わりじゃないんですよね。
改めて気づかされて、やる気出てきました。

6.05.2007

夏休み補講中

六月は夏休み。

でも学生が補講したいと言ったので結局週5で補講することに。

何をしようか悩んだけど、三年生、四年生はスピーキングのためのタスクとゲームをすることにした。ベンガル人の先生は教科書読むだけでおわりなので、学生は文法しか知らない。いや、たぶん文法もほとんど分かってない。そのうえ日本語を話す練習をしていないから、よめるけど話せない。

ダッカ大学っていちおうバングラで一番の大学らしいけど、ざんねんながら頭いい学生は日本語なんてあんまり勉強しに来ないみたい。
来たとしてもベンガル人の先生の授業は教科書読むだけでぜんぜんおもしろくない上に、漢字の攻撃にあって瞬く間にやめていってしまう。そんな学生達は小さい頃から勉強している英語が堪能なので、だいたいオーストラリアとかイギリスに留学したがってる。特に日本で勉強したいっていう学生はほとんどいない。まー当たり前の話か。
東洋に浮かぶ小島は世界の中心じゃないからね。
言葉も分からないし、生の魚もたべる、お箸の国。
学生の知ってる日本といえばトヨタ、ソニー、そしてバングラデシュへの最大援助国ということ。



露店
Originally uploaded by azkin
勉強しに来る学生は小金持ちのぼんぼんがけっこういたりする。
35にもなって無職&日本語コースの学生てどういうことやねん(職歴なし)!
日本語勉強する前に仕事見つけてこい!という言葉をぐっとこらえて彼らとお茶を飲む毎日。

きゃつら、補講のタスクとゲームはキャッキャ言いながら楽しそうにやっております。

リキシャワラ先生

今日リキシャワラに諭された。

松葉杖をついた兄さんが物乞いにやってきたとき。

「あいつは昔俺みたいにリキシャをこいでたんだけど、事故で足なくしちゃったんだ。
ああやってお金人からもらう以外に、どうやって生活できるんだよ。
さぁお金をいくらかあげて下さいな。」


まさしく。

10タカあげました。

6.04.2007

バス友できる か


通勤バス
Originally uploaded by azkin
家の近くから大学まで先生用のバスがでていることを発見してから一ヶ月。
毎日毎日誰と話すわけでもなく一人で、授業で使う教材とにらめっこしながら後ろの方の席でちょこんとさみしく座っている30分の通勤時間。
でもどうやらそれも今日で終わりを告げることになりそうだ。

バスを使い始めの一週間は転校生の気分だった。
褐色のおっちゃんおばちゃんらの中でひとり、学生風の東洋人が乗っている。このシチュエーションにやつらははじめ「おっ、なんだあいつは」みたいな目で一瞥したあと、何もなかったように他の先生たちと話し始める。そしてたまにこっちをチラ見してまた話す。
「ねえあの中国人は何?学生はこのバスに乗ったらダメなのに」的な会話が交わされていたのかは定かではないが、まるで敵扱いだった。だれも話しかけてこないし、運転手も降りたいところでおろしてくれなかったり。
しかも隣の席に誰もっすわってこないので、混み始めてもいつも隣の席は空いているという窓際族状態だった。

でも今日のバスは違ってた。
始まりは後ろに座ってきたカビールさんの一言。

「すみません、日本人ですか?」

パーフェクトな日本語イントネーションで放たれた言葉にびっくりしながらも
「あ、はい。」と答える。
後に続く日本語での自己紹介を聞いた後に、もしやこの人は日本で勉強したことがあるのかと思い聞いてみると、やっぱり横浜国立大学でPh.Dをとったとのこと。
うちのインスティテュートにいるベンガル人の日本語の先生のだれよりも流ちょうな日本語を話すベンガル人を見て、ベンガル人も勉強すれば日本語はなせるようになるんじゃん!と、少しやる気もいただいた。
いつも一人で寂しかった上に日本語で話しているので、うれしさ倍増。いろいろはなす事もあったのだが、「エアコンを買うべきか買わないでおくべきか」で10分ぐらいノンストップで話をした。

そのあとすぐ、バス停で乗ってきた50ぐらいのおっちゃんが、日本語で話している二人を見て話しかけてきた。
そしてそこから日本語祭りが始まることに。

「スミマセーン!日本人デスカ!?」
テンションが高いこのおっちゃんは日本で勉強するために日本語を習ったことがあるそうで、ほんの少しだけ日本語が話せるみたいだった。
でもあんまりはなせないので、知ってる日本語を全部並べてるだけなのだけど、テンションが以上に高いし声もデカイ。
このおっちゃんの声を皮切りに、俺も私も知ってるぞといわんばかりに、バスのあちらこちらで日本語が飛び交う飛び交う。
「アリガート!」
「スミマセーン!」
「コニチワ!」

その波に乗じて新たな日本語話者2人が「俺も話せるんだぜ」と、話しかけてくる。
奴ら二人も日本の大学で勉強したらしい。
結局バスが大学に着くまで、日本語づくし+名詞大量ゲットという時間を過ごすことになった。

窓際から一気に主役。

でもベンガル人、話しだすと止まらないから明日から心配。