谷川LOVE
谷川俊太郎が、青年海外協力隊の隊員のために書いた詩がある。
隊員の人でもそんなにしらないようなのですが、協力隊の先輩がこの詩の存在を教えてくれた。
私は初めてこの詩を読んだときの感動が忘れられない。
詩を読んで、こんなに心に何かがこみあげてくる経験は初めてだったからだ。
心から谷川LOVEである。
若さゆえ - 谷川俊太郎
さしのべられた細い手
助けようとして君は助けられる
その手に
求めてやまぬひたむきな心
教えようとして君は学ぶ
その心に
凍りついた山々の頂を照らす朝日
重なり合う砂丘の柔らかい肩に昇る朝日
市場のざわめきをつらぬく朝日
それらは同じ一つの太陽
だからきみはふるさとにいる
そこでも
底なしの深い目がきみを見つめる
その目にあなたは読むだろう
太古からのもつれ合う土地の物語
きみは何度も問いつめる
きみ自身を
地球のために
そして夜人々と共にきみは踊る
きみは歌う
今日を生きる歓びを
若さがきみの力
きみの希望
そして私たちみんなの
若さゆえありあまるきみだから
目に見えるものを与えることは出来る
だが目に見えぬものは
ただ受け取るだけ
それが何よりも大切なみやげ
きみの明日
こんな経験がしたい。
今の私の人生の目標です。


