neji

生存報告

9.26.2005

谷川LOVE

谷川俊太郎が、青年海外協力隊の隊員のために書いた詩がある。
隊員の人でもそんなにしらないようなのですが、協力隊の先輩がこの詩の存在を教えてくれた。

私は初めてこの詩を読んだときの感動が忘れられない。
詩を読んで、こんなに心に何かがこみあげてくる経験は初めてだったからだ。

心から谷川LOVEである。


若さゆえ - 谷川俊太郎

さしのべられた細い手
助けようとして君は助けられる
その手に
求めてやまぬひたむきな心
教えようとして君は学ぶ
その心に

凍りついた山々の頂を照らす朝日
重なり合う砂丘の柔らかい肩に昇る朝日
市場のざわめきをつらぬく朝日
それらは同じ一つの太陽
だからきみはふるさとにいる
そこでも

底なしの深い目がきみを見つめる
その目にあなたは読むだろう
太古からのもつれ合う土地の物語
きみは何度も問いつめる
きみ自身を
地球のために

そして夜人々と共にきみは踊る
きみは歌う
今日を生きる歓びを
若さがきみの力
きみの希望
そして私たちみんなの

若さゆえありあまるきみだから
目に見えるものを与えることは出来る
だが目に見えぬものは
ただ受け取るだけ
それが何よりも大切なみやげ
きみの明日



こんな経験がしたい。
今の私の人生の目標です。

キャンペーン終了

 こどものころ国語という授業がすこし苦手だった。作文と古文、そして国文法というものが私には非常に難しいものだったので、その分野においての知識が若干欠如したまま現在まで来てしまっている。言語学系の学問をかじっている人間として恥ずかしい限りですが、いまいち興味が持てなかったのだから仕方がないとしておこう。

しかしながら、そんな私でもたまには小説を読んだり、詩を読んだりすることはある。文学に特に詳しいわけでもないので、知っている作家は限られるが、その中でも谷川俊太郎の詩はどうしようもなく好き。

 特にネスカフェのCMにもなった彼の詩、「朝のリレー」 女の人のキレイな声と、映像がマッチした最高のCMで、CMが違うものに変わったあともネスカフェのサイトで見ることができた。
しかし、最近どうやらキャンペーンが終了したらしく、今ページを開いてみたら、朝のリレーの代わりにメグライアンが笑顔で笑っている。

ガーン…

メグライアンはいいので「朝のリレー」を出してください、とのメールでも送ろうかと考えたが、キャンペーンが終了しているようではどうしようもない。 あたらしいCMもいい出来だ。しかしながらキャンペーンの主役であるメグライアンには悪いが、CMクオリティは朝のリレーのほうがはるかに高い(と思う)。

そんなこんなでもうあのCMをみることが出来ないらしいのですが、どうやら以前までCMスクリーンセーバーが配布されてたとの噂。

もしスクリーンセーバーをお持ちの方がございましたら是非ご一報頂きたい所存であります。


NEJI

9.24.2005

夢の地球儀

 子供の頃おばあちゃんに買ってもらった地球儀を眺めているのが好きだった。
くるくる回しては眺め、土地の名前や形をおぼえました。その嗜好は小学校、中学校、高校と続き、社会の授業で使う地図帳を眺めるという形で私の中で受け継がれてきました。
そして2005年6月、私の心をわしづかみにする地球儀が現れました。

その名はGoogle Earth
このGoogle Earth君、基本的にはGoogle Mapと似ているのですが、違いはやはり、地球が出てくること!

こんな画面から

















ここまでズーム。ちなみに東京タワーです。
















そして今話題のあの国はどうなのかとおもって行ってみたら…















平壌市内、どうやら普通に見れるようです。防衛上大丈夫なのでしょうか。平壌は思ったより都会でした。ビルとか競技場とかが結構ある。


さて、せっかく北朝鮮に行ったので、ついでにMAOさんにも会いに行ってみようと思います。















じゃーん。多分天安門広場。
もっとズームしてみると人影まで見えました。でもMAOさんはみえませんでした。残念。


このソフトをダウンロードしたばっかりに、今日は一日中世界旅行を楽しんでしまった。
都市によって画質に差はあるものの、地球の脈動がダイナミックに感じられる画像には見とれさせてくれるものがあります。しかもズームできるし。

本日の発見は…
- 中央アジアやペルシャ湾岸の眺めが思いの外ダイナミックだった。
- インドがユーラシアにぶつかったって事が理解できた。
- スフィンクスはおおきい。そして胴が長い。
- 地球をくるくる回してから見ると、どこを見ているのかわからなくなる。
- うちの大学もしっかりうつってる。
- パリの町並みはキレイ
- 中国の都市はでっかくて整っている。
- 東南アジアの川の氾濫がすさまじい

最後にイースター島に行って、モアイを見たかったのですが、結局イースター島発見できず。残念。

9.22.2005

授業準備

 アメリカの大学生に日本語を教え始めて四回目の授業。
熟年のM先生と私で交代で教えるのだが、今回は日本語のややこしい部分である「行為の授受表現」を担当することになった。
「 てあげます  てもらいます  てくれます」 この三つ、以前ボランティアでタイ人の方に教えたことがあるのだが、なにぶん自分でもあまり理解できていなかったせいか、学生一人として理解できなかったという経験がある。特に「くれる」に関してはコンセプトさえ理解できなかったようであった。そんなわけであんまり回ってきてほしくなかった項目なのであるが、どうにもこうにもやるしかない。

 経験、知識の欠乏したダメダメ日本語教師の授業準備はいつも日本語の文法と意味自体をほぐしてほぐして切り分けていく作業から始まる。いつも何気なく話している日本語は流れの中で意味さえ分かれど、バラバラに切り分けたときのコトバの機能についてはよくわからない。 私が「ちなみに」とはどういう意味か?と聞かれて言葉に詰まってしまうように、コトバをナイフで切り出して、「これはね…」と機能的に説明できるようにならなくては先生とは言えない。例によって今回も日本語の間接をボキボキ外しながら授業の準備をしたのだが、基本的に論理的な思考能力が欠如している人間なので文法理解がうまいこと進まない。 英語学習のときに培った文法嫌いの思考回路がジャマをするのか、はたまた高校一年のときの最初のテストで欠点をとってしまうぐらいの数学的思考欠如が問題なのか…。 今までの人生、なんとなくこんな感じ?という感覚的思考で進んできてしまった仇がここになって現れてきている。 クラスで生徒の前に立ち、「たぶん  …みたいな感じです。」 と説明したところでどうしようもないのは目に見えている。おそらくクビである。


 そんなこんなで文法項目を基本的に理解してから授業の組み立てに入る。たいがい教科書の例文はおもしろくないので、入り込みやすいおもしろい例文を考えることにしている。私の場合、文法説明が下手な上に、あっさり味な説明しかできないので、例文とそのコンテキストがすべてを左右すると言っていい。今回もない脳みそをひねって考えてみたのだがよい状況が思いつかず、結局再び恋愛ネタで勝負することになった。


 前の授業で恋愛ネタをやって盛り上がったが、飽きられそうなので今回は違うネタで勝負と思っていた。しかし結局また恋愛である。ひねりの一つもほしいところだがなにぶんいい案が浮かばない。学生達は二十歳前後、結局彼らの恋愛への発情度にすがる思いで授業に望むことになりました。

9.09.2005

二日目

本日の項目
「- たらどうですか」
「- も・- しか」

笑いをとって生徒との距離を縮めるという目標設定をした二日目の授業。
攻めに攻めたのですが、空回り。これはおもろいやろという会心のコメントをしても、どうやら私の言葉が全然理解できてない様子。語彙数の壁に笑いは遮られてしまいます。
結局一人で笑ってしまい、学生に「?」の目で見られる結果に。いやー語彙コントロールって難しいね。

でも今日は収穫が。「恋愛ネタは受ける」という事を学ぶ。「- たらどうですか」の練習で恋愛ネタをすると、皆さん食いつきます。そして今まであまり笑わなかった一人の女の子にも笑みが。
「私は明日、初デートをします。どこにいきますか、なにをしますか。わかりません、教えて下さい。」
とふってみると、ニヤニヤしながら答えを返してきてくれました。

まだまだ準備も授業の進め方も上手に出来ません。気まずい沈黙も作り、毎回時間の使い方も間違えます。でも学生が学ぼうとしている姿を見ると、とても嬉しくなりました。
来週はもっとよいじゅぎょうをしよう

9.06.2005

一日目

チームを組む先生がミーティングで言ってたこと
「今年の学生は休み時間になってもずっと教室にいるのよ。」

さて、記念すべき第一日目の休み時間、生徒全員が教室の外に出て行ったわけだが…

9.05.2005

人生初

明日から非常勤として日本語教師の仕事が始まります。

生まれて初めて「先生」になる、という瞬間が明日に迫っている。
さて気分の方はどうかといえば、ハワイでの教育実習の時ほどの緊張感はなく、どちらかといえば普通。
でもちょっと不安もある。はたして自分に先生など務まるのだろうか…といった感じに
なので、さっき先輩方に電話をして
「大丈夫、できるよ!」
と半強制的に言ってもらいました。
不思議なものでそういわれると「まぁ、できるよね」と自信がわいてくる。(いわせたのに)

あしたは2コマ。
自己紹介と「ほしい」、「かもしれない」という2項目の導入です。
さてさてどうなるんでしょうか。